ネコ、ネコ、ネコの日
木曜日は休みを取って猫まみれの日を過ごした。
朝友人と待ち合わせてまず向かったのはリサ・ラーソン展(銀座松屋)。百貨店オープンと同時に会場入りして小一時間、リサ・ラーソンの作品を楽しんだ。
彼女の創作の歴史が分かる構成になっていて猫や犬といった動物だけでなく人や抽象的モチーフ、日本の焼き物に通じるような作品まで色々な展示があり、夫で画家のグンナル氏の作品も並んでいた。初めて見るニャンコ作品もいくつか。
遅いランチ(銀座トップスのカレー)をいただき、映画館へ。夏にロンドンで会えるかと思いきや、同時期にすれ違い来日をしていたボブ君とようやく会えた(彼はスクリーンの中だったけど)。大満足。
リサ・ラーソン展の猫たち、映画のボブ君、しかし、"ネコ、ネコ、ネコの日"のメーンイベントは別にあったのだ。
リサ・ラーソンの長女、ヨハンナさんの指導で"しましま猫のミトン"作りにチャレンジ!
スウェーデン産の羊毛100%の毛糸を使い、ヨハンナさん直々に"うまく作るヒント"をいくつか教えてもらった。2時間余り頑張ればグレー系の可愛いしましまミトンが完成(少なくとも片方)、するはずだった。
なのに、脇目もほとんどふらずに黙々と編んだのに、片方の手首部分さえできなかった。あんなに集中していたのに、なぜなんでせうか? でも、作品制作は全然進まなかったのだけれど、とてもとても楽しい2時間だった。
☆ ☆ ☆
夜帰宅すると、トラコが散らかしたリビングで、崩壊しかけている段ボール基地で並んで何かを見つめるチャシマダランズ。
お二人さん、美味しいものあげようか?
美味しい話には敏感にキラリンと目が輝くふたり。ミトンの続きを編みたいけれど、羊毛フェルトとかウール100%の毛糸とかに本能的に反応してしまう(猫スイッチが入る)ともちゃんがいるから、家での作業は非常に難しい。どこで編めばいいんんだらうか......。
と、私が思案している頃、南半球はニュージーランド(NZ)に住む友人の家の庭には、鮮やかな鳥さんたちが訪れていたのだった。
恐るべし、NZ!
(at 1:11am on Sep. 15th, 2017)
ダンボール箱基地攻防戦
先日、巨大ダンボール箱の部品をいたく気に入って「ボクの基地」にしたチャシマンちび助。
あまりに愛してしまったが故に、その思いとは裏腹に少しずつ基地は破壊されていくのだった。
一方、実は「庶民派箱入り娘」の"まだら子"ともちゃんも基地を気に入り、こっそり入って楽しんでいたのだった。
しかし、そんな彼女には過酷な運命が待ち受けているのだった。怪しい茶縞な影が背後(お尻)に忍びより......。
くんくんくんくん。
最初は黙ってされるがままになっていた庶民派お嬢のともちゃんも
急な反撃にビビる、オレ様だけど実は気が小さい"ビビりなチャシー"ちび助。
普段なら「仕方ないわねぇ」と優しく対応するともちゃん。でも、執拗なお尻クンクンと、お気に入りのダンボール箱を明け渡すのはやっぱり嫌なのだった。
おそるべし、チャシマダランズのダンボール箱基地への愛。
☆ ☆ ☆
初版、じゃなくて諸般の事情でブログ更新が毎日ではなく飛び飛びになっております。次は14日夜か15日朝の予定です。
(at 8:53am on Sep. 12th, 2017)
エイリアン? イクラ? 猿の惑星?
前回の続き。
未確認生物だと思っていたのだけれど、箱に開いた穴から覗いているのは実は闇に浮かんだイクラだという説が浮上した。
離れてみても暗闇の中にハッキリクッキリと浮かび上がるふたつのイクラ......。
が、しかし、中にいたのはイクラではなくやっぱりエイリアン、じゃなくてエイリニャン? それとも猿?な様相を呈する玄関ホールの巨大ダンボールだったのだった。
猿である可能性がどんどん大きくなっていくのだった。すると......。
「どこが猿だよ、どこがエイリニャンだよ、くだらないこと言ってないで早く出してくれよ!」と、癇癪を起こしてダンボールを食い破り始めたチャシマンちび助なのだった。
「箱の上を開けて閉じてないなら、教えといて欲しいよね。でなけりゃ分かるようにしといてくれないと...ったく」
救出された後、ダンボール箱の中身を支えていた部品にはまり込んで心を鎮めようと努める"チャシー"なのだった。
☆ ☆ ☆
ある荷物が送られてきた時に入っていた大きなダンボール箱。入ろうと思えば大人が立った状態で肩まですっぽり収まってしまうほどの大きさと高さがあった。
しばらく開けずにそのままにしておいたら、ちび助は嬉しそうに上に乗って寝転び嬉しそうに高みの見物をしていたのだ。
そして必要に応じて中身が取り出され、ゴミに出すまでの間に、上が開いているのも忘れて(開けて中身を出すのも横で見ていたのに)上に飛び乗ろり、そのまま深い箱の底に落ちてしまった訳なのだった。
しばらく和んでいたものの飽きてしまい、しかし外に出ようとしても出られず(箱の上は蓋をした状態に見えたらしい)、そのうち中から箱を食い破りだしだのだった。
上に乗ってまったりするつもりが、間違って中に落ちたのが恥ずかしかったのか、「どうした?出たいの?」と近寄ると、中で正座して動かなくなり、イクラのような目だけが覗く。そのまま放っておくと再び食いちぎり始める。声をかけると静かになって目だけが光る。放っておくとまたガシガシかじり始める...の繰り返し。
見かねて箱を倒してやると「フンッ、フンッ、フンッ」と荒い鼻息を発しながら飛び出してきて、しばらく不機嫌そうだったチャシー。マーダこと"まだら子"ともちゃんが救出にも様子を伺いにも来てくれなかったことも不満らしかった。
エイリニャンでもイクラでもなく、単なるちょっと鈍臭かった茶縞柄の猫男満7歳なのだった。
そうです、チャシマンは満7歳になったのだった。やれやれ。
(at 00:25am on Sep. 6th, 2017)
え...エイリ...ニャン?
ちょこちょこと慌ただしくて更新が滞っております。すみません。
9月のはじめ、巨大な茶色い物体が我が家に届いたのだった。しばらく中からごそごそと蠢く音が聞こえてきたと思うと、バリッ、バリッと中から穴が開き......
謎のイキモノが外を伺っているのだった。
でも、あれやこれや(日曜のフルート発表会もあって)やることが多くて、実はそのまま放っておいたのだった。
=次回に続く=
(at 16:00 on Sep. 4th, 2017)
ミッション・チャシマゲドン???
前回「チャシマダランズの攻防」からの続きを、映画アルマゲドンの主題歌「I Don't Want to Miss a Thing」をBGMにお届けします。
スペースシップ(宇宙船)に乗ったチャシマンちび助。
もう少し引いた画像で見てみると...。
ちび助が乗り込んでいるのはどんなスペースシップなのか......。
「ボクのミッションは......」
「......なんだったかな.....」
「ともちゃん、なんだっけ?」「あ、あ、あ〜アルマゲ、じゃなくてチャシマゲドン?」
「お母ちゃん、なんなのこれ?」「たんにいつもの"入ってる"だけじゃない?」「チャシマゲドンって何?それ美味しいの?」「丼もの?それとも新しいカリカリ?」
困惑する"まだら子"ともちゃん。
「う、う〜ん」
スペースシップならぬ、炭酸水「サンペリグリーノ」のビニールパックに入って"その気"になっていたちび助に愛想をつかして、尻尾を "あきれた!"とフリフリさせながら去っていくともちゃんなのだった。
「いや、"入る"ことがミッションというか、なんというか...」
返す言葉もないちび助なのだった。
(at 6:50am on Sep. 1st, 2017)
チャシマダランズの攻防
「お母ちゃん...」
"まだら子"ともちゃんが困惑?した顔で訴えかけてくる。
「あれってどうなの?」
対するチャシマンは「......」
「そういわれてもね、ボクの権利ですよ」とでも言いたげな雰囲気。
ある空間のこっちとあっちでチャシマダランズの攻防が繰り広げられている(っていうほど大げさでは全然ない...)のだった。
To be continued...というわけで、すみません、次回に続く。
(at 3:12am on Aug. 30th, 2017)
お利口ワンちゃん
昨日みつけたある動画ニュース。
"まだら子"ともちゃん、彼を見習ってくれないかしら!?
チャシマンちび助君、訓練に付き合ってあげてくれないかな。
確かにうちのトイレとタイプは違うけどね~。ともちゃんがトイレで普通に用を足してくれたら、余計な新聞を敷かなくていいし、玄関周りがすっきりしていいんだけど。
(at 7:11am at Aug. 29th, 2017)