緑をかじる娘
昔、ヒロノシンという黒猫と暮らしていた15年間、彼が花と緑をいたく愛でる猫だったため、観葉植物や鉢植えの花はもちろん、花束さえ部屋の中に入れられなかった。
花と草木が好きすぎて、食べちゃうから。
彼が空にかえってもう3年半。
でもね、今もだめなんです。
このお嬢さんがいるから。
「お母ちゃん、これいい」
"まだら子"ともちゃんもGreeneaterなのです。
この観葉植物はトラ娘が2年前だったか3年前だったか学校から持ち帰ったもの。もとは100円ショップの小さな小さな鉢植えだったのだ。それを学校の友だちとお世話して観察する勉強が終わったところで家に持ち帰ることになり、パートナー男子が「僕はいらない」といったため、トニーと名付けられた観葉植物君はうちにやってきた。
ともちゃんがいるため四季を通してベランダ暮らしのトニー君、めげずに大きくなっちゃって、2度植え替えをして、でもさらに大きくなった。
今のマンションは大きな通りが近くにあるせいか、ベランダにいると煤けちゃうので、時々お風呂でシャワーしてあげないといけない。
ということでシャワーしてリビングで乾かしていたら、ともちゃんがかじって倒していた。人間チャシマンに見張っててねってお願いしたのに〜!
「叱られちゃった...ちょっとかじっただけなのに」
この写真ではよく見えないけれど、右下の方、葉っぱがかじられちぎれてます。
ったく、私はいつになったらきれいなお花や草木を家で愛でるようになるのでしょう。しくしく。
(Jan. 24th 07:02am)