朝のトモーキング
お母ちゃん、そのゴハンはアタシの?
アタシにも、アタシにも朝のゴハンをくださいなっ!
お母ちゃん、そのお皿の上のをアタシにも!
アタシにも美味しいのをくださいなっ!
おかーちゃーーーんっ!
"まだら子"ともちゃんは1回に食べる量が少ない。
だから、朝起きてすぐに美味しいカリカリをあげても、ちょっと食べたらすぐ満足しちゃってご飯皿を離れてしまう。すると、当然のことながら残りはチャシマンちび助が律儀にポリッポリ、カリッカリッと平らげてしまう。
そしてしばらくすると、ともちゃんの「お母ちゃんっ、お母ちゃんっ」コール&ストーキングが始まるのだ。毎朝恒例のともちゃんのストーキング、"トモーキング"とでも言いましょうか。
ともちゃんはかわいいし、こたえてあげたいけど、でもそうすると必ずセットで彼もやってくるし、困った困った。
そして窓辺では茶縞なヒトはしっかり聞き耳を立てているのだった。こういう時の表情はなんでこんなに凛々しいんでしょう?
(at 8:20 on June 12th, 2017)
看板猫 & くまモン in GINZA
土曜日は何年かぶりに「ユニバーサル・アプローチ・リフレクソロジー」に行ってきた。
帰りは日比谷に寄って切れていた化粧品を買い(とても久しぶりだ)、次に銀座熊本館に立ち寄った。くまモングッズも買える熊本県の物産館です。
娘のトラコがどんどん熊化しているので、最近はくまモンが他人に思えなくなり、時々可愛くない(反抗期もあるのだろう)トラコより本物のくまモンを可愛がった方がずっと気分もええわい!という魂胆である。
くまモングッズをちまちまと買いくまモンの顔のデザインのポイントカードまで作って次は蔦屋書店へ。
いわゆる銀座目抜き通りにできたギンザ シックスの中にできた広い書店なのだけれど、ギンザシックスまでたどり着くのにも一苦労だ。ものすごい人なんだもの。土曜の夕方に「ちょっと寄っていくかな」と思った私がアホでした。
なんとか近くまでくると、看板らしきものを挟んで大勢の人がスマホやカメラを手にしている。
なんだなんだ? 本当に人というものは嬉しがりなんだから〜と半ばあきれながら近寄ってみた次の瞬間、自分もその中に入っていたのだった。
だってね...
銀座6丁目という看板の上で猫が昼寝してたんですもの。
看板のすぐそばにあるギンザシックスの蔦屋書店から出てきた時もまだいて、やはり大勢の人が写真を撮っていた。
彼だか彼女はちゃんと帰れたんだろうか? 彼だか彼女の基本的猫権はちゃんと尊重してもらえただろうか?
しかし、日比谷から数寄屋橋、銀座とちょっと歩いただけでとても疲れた。すごーく疲れた。本当に疲れた。ものすごい人混みなんだもん。週末の夕方に銀座に行っちゃいけませんね。
さ、きょう日曜日はくまモンのパックで消耗した気力と美貌を取り戻さなくちゃね。
おまけはカーテン越しにじゃれて遊ぶチャシマダランズ。
(at 8:18 on June 11th, 2017)
窓辺の本チャシマン
日向ぼっこをする本チャシマン。
「ボカァ、ハンサムなのよ実は」
「丸の内の誰かみたいに目離れてないしね」
う、うるさいわねっ。え、あ、ワタシのことじゃなかったでしたっけね?
というわけで、まったり過ぎ行く土曜日の朝なのだった。
(at 9:43am on June 10th, 2017)
白チャシマン@丸の内
6月7日(水)は朝イチバンから研究会で発表があり、そして午後はフルに講習会(新しい統計ソフトの使い方)だったのだった。
準備が遅かったために前の日は睡眠時間2時間になってしまい、講習会が午後5時に終わった後は気が抜けてぼーっとしてしまったのだった。
資料書籍を探しに丸善本店に行こうと思ったのだけれど、東京駅に着いたところで完全に気が抜けてしまった。帰るのも面倒だな。
そうだ日帰り出張の人間チャシマンが6時過ぎ東京駅着の新幹線に乗っているはず。一緒に帰ろう。
それまでの30分ほど、丸ビル裏の馴染みの彼のところへ行く。そう、白チャシマン君です。が、しかし、そばのベンチは人が座っていた。残念。写真を撮って、少し離れたところに座る。ベンチが空くのをまって移動。彼の真ん前に座る。
そしてまた写真撮影。
丸の内中通りも入れてパチリ。なんか迫力にかけるな。納得いかず。
少し下からパチリ。今度はネクタイが後ろに流れちゃってる会社員さんが写り込んでしまったゾ。
やっぱり正々堂々と正面からアップでいきましょう。
ところで、君はどうしてここにいるの?前から気になっているんだけど。
(at 10:01 on June 9th, 2017)
こぼれてない...かな?
「おかあちゃん」
夜なべ仕事をしているとちょっと眠そうな"まだら子"ともちゃんが隣の椅子から話しかけてくる。
「見てみて。アタシ、こぼれてないよ。ね?こぼれてないでしょう?」
そうだね~。こぼれてないねぇ。
「でしょ?なのにみんなはなぜこぼれてるって言うんだろう?」
「おかあちゃん、アタシの代わりにこぼれてませんってみなさんに伝えてくださいな」
そうね。でもね、ともちゃん、もう少しきちんと確認してからの方がいいんじゃないかと思うよ。
だって、ほら、目が閉じていくのと同時に少しずつこぼれかけてるし。
でも、眠りに落ちていくともちゃんの耳には届かず、右後ろ脚は次第にこぼれていくのでした...。
一方のチャシマンは、昨日の朝も日向ぼっこしながら大事なものはキープしていたのだった。
なぜ、それ?それも今頃17巻...。
(01:5am on July 7th, 2017)
やっぱりこぼれてます
ZZZ......
"まだら子"ともちゃ〜ん、こぼれてますよ〜!
お〜い♪
「...はっ」「見ちゃった?」
うん、しっかりバッチリ見ちゃいました。
「.........」
というわけで、あちこちでこぼれているともちゃん、4歳の初夏なのだった。
(9:33am on June 5th, 2017)
朝陽がなくても & 無謀な挑戦
「りりしいんですよ、ボカァ」「朝陽がなくても」
君の場合、りりしいというより人相が悪いという噂もありましたよ。
「......ッフン」
「お母ちゃん、アタシも」
「キリッとしてるでしょ?」
うん、キリッとしてる。頭の向こうにさっき口から落としたカリカリのかけらが写っちゃってるけどね。
「......ギクッ」
という6月はじめの日曜の朝なのだった。
☆ ☆ ☆
昨日(土曜)の朝は朝9時半に家を出て、マンション前からバスに乗って銀座へ向かった。目的は9月に予定されている発表会への参加申し込み。フルートの小曲を2つ、舞台の上で、人様の前で、演奏しようという挑戦です。
引っ越しや白龍(ハクロン)ちゃんのお世話などで一時中断もしたけれど、実は細々と続けている。去年の秋から通っている教室はハープ教室と併設で(そちらの方がメーンっぽい)、発表会の伴奏はピアノではなくハープだし、なかなかない経験だから頑張ってみようかなと思っちゃったのだった。
しかし、ハープの人たちはやる気満々の方たちで発表会も毎回受け付け初日にハープの人たちでほぼ定員が埋まってしまうという人気ぶり。その熱意があまりにすごくて、年2回ある発表会も1回しか出られない(1回出ると1回おやすみしなくてはならない)というルールさえあった。しかし、今年秋からは年1回ルールが撤廃されるという。
というわけでダメ元でトライしてみようと考えた"純真な黒猫ルナちゃん"な私だったのだった(すみません、しつこくて。でも、それくらいルナちゃんにやられちゃっているのです)。
(写真はリンクの記事から)
家を出て停留所に着いたら即バスが来て、週末の朝で道も空いているから銀座4丁目のバス停までスーイスイ。20分足らずで教室のあるビルへ到着した。入ってすぐのエレベータホールでは教室の人が整理券を配っている。受付開始10分前だというのに私が手にしたのはソロ・デュオの部の7番目。ひょえ〜!
エレベータで教室に上がると、ロビーはもう何人もの人がいる。さらに次々とやる気満々な雰囲気の人たちがやってくる。確かに、すごい。すごいぞほんとに。
順番がきて申し込み用紙を提出して参加費を払って帰路についた。しかし、あのやる気満々、熱気満々な人たちの中で私は気後れせずにちゃんと曲を演奏できるのだろうか?と既に気後れしている私。ノルウェージャンフォレストキャットとかメーンクーンとかのゴージャスモッフモフ系でやる気満々、百戦錬磨な猫さんたちの大群の中に紛れ込んでしまった子猫のルナちゃんのような気持ち。ほんとに。
帰りのバスでは一番後ろのシートにぽつんとうずくまり、ふるふると震えながら帰宅した。ほんの1時間の朝のお出かけで、一日のエネルギーを使い果たしてしまったのだった。
ほんとに、実に無謀な挑戦だったかも。う、うーん。
(9:00am on June 4th, 2017)