後追いともちゃん♪
連休最終日の午前中、ベランダの植木のお世話をしてた。
すると、ドン!ドン!と衝撃音が聞こえてきた。「おばちゃーん!おばちゃーん!」と"まだら子"ともちゃんの声もする。
「おばちゃん、なんでそんなところにいるの?」
「あたしのこと置いてそっちに行っちゃダメ!」
でもね、ともちゃん、お花のお世話しなくちゃなの。明日からまた忙しいしね。
「えー、でも、アタシはそっちに行けないから、おばちゃんそっちはダメなんだよー!」
ごめんね、ともちゃん。急いですませちゃうから待っててね。
「えー、ダメダメダメー!」「早く帰ってきてー!」
ともちゃんは何故か、私がベランダに出ると落ち着かなくなる。
洗濯物を干すときも、植木に水をやるときも、ベランダの掃除もそう。ベランダにやってきたカラスに立ち向かう時のように、ドン!ドン!とガラスに体当たりする。
でも、攻撃という雰囲気ではない。ベランダに出たいわけでもない。あんまりうるさいので、前に"出てみる?"と試しにベランダ窓を開けても(もちろん細心の注意を払ってですが)、出ようとはしなかった。
どうも、家ではいつもそばにいる"おばちゃん"こと私が手の届かないところに行ってしまうような気がして落ち着かないらしい。
朝も起きるのをすぐそばで待ってるし、顔を洗うときは洗面台に乗って見ているし、トイレやお風呂もついてきて出待ちしてる。布団の中で私に寄り添って喉を鳴らしながら寝るし(最近は暖かくなってきたから中には入りませんが)、なんだかんだいいながら、ともちゃんに愛されているワタシ?(でゅふふ)
でも、トラ娘や夫にはすぐ慣れたのに、私に慣れるのにはとーっても長い時間がかかったのです。うちにきて半年余りははよそよそしくて、それから少〜しずつ慣れてきて、後を追うようになったのは1年を過ぎてからだから、ここ数ヶ月といったところ。
今まで出合った猫たちは、最初からデロデロに甘えん坊な子たちだったので、全然慣れてくれないので正直戸惑った。何か悪いことしちゃったのかなと傷ついたり、どうせアタシは嫌われ者だい!と1人で拗ねてみたり…。
今から考えると、うちに来た当初、早くうちに慣れてほしくて「お腹すかない?」「お水はいらない?」「トイレしなくていいの?」と五月蝿いくらいに話しかけていたのがいけなかったみたい。ちび助みたいに五月蝿くないどころか控えめなので、健気で可愛がってあげたい気持ちムンムンだったのも、ともちゃんからすれば暑苦しかったのかも知れない。
控えめで自分からは全然要求をしてこないように見えたともちゃんも、今や「おばちゃんカリカリ!」「あははうふふ、オシッコしちゃった〜ん♪」「おばちゃん、朝だよ起きようよー!」と話しかけてくるし、ボディランゲージも豊富。
猫も十人十色。ともちゃんに大切なことを教えてもらった。
え、ちび助? 彼は何を教えてくれているのだろう? うーん。考えます。ww
☆ ☆ ☆
午後、前に住んでいた街まで家族で散歩。
途中まで歩いてバスに乗って、お肉の美味しいスーパーでハンバーグ用のお肉を買って、フルート用の手ぬぐいを買って(この話はまた後日)、帰ってきた。
お世話になったお稲荷さんのカエルさんたちに挨拶も済ませて帰路につき、前に住んでいたマンションの前を通ったら、お向かいの石材屋さんにこんな子が。
あ、こんな子がいる!と声を上げた私に「ママ、前からいたよ」とトラ娘。そういわれてみれば、いたような。
たった2年で街もあちこち変わってるし、私も忘れてしまってることもある。時間は流れているんだなー。
そういえば、つい2日前、トラ娘のスニーカーを買いにいった時、これまで履いていた24cmも24.5cmもきつくて、購入したのは25.0cmの靴(ゲロゲロ!)。
ただいま155cmのトラ娘、どこまで大きくなるんざんしょ。まさか、チャシマン・ちび助の姉として恥じないような大女に!?(ドキドキ)
(May 7th 0.01)