茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

本当に「ちびすけ」だった頃


保護されたばかりの頃
いっときひどかったTabbyこと「ちび助」の寝言が、スーパームーンが終わった途端にピタリと止まった。夢の中で宴会を繰り広げていたんだろうか。夢の中でもしゃべってばっかり、文句も多いんだろうか。想像して笑ったのがいけなかったのか、今度は私の方がスッキリ眠れなくなってしまった。

ある人の連絡先が分からなくなり、古い携帯(いわゆるガラケー)のアドレス帳にあるかも知れないとチェックしている時に、偶然、ちび助が本当にチビだった頃の写真を見つけた。野外生活から保護されたばかりの頃のものだ=写真1枚目=。うちにやってきた直後に、保護主さんがメールしてくれたのだった。

シーちゃんと出窓でまったり
こんな可愛い写真もあった。生後4カ月くらいの頃で、11歳だったシーちゃんと一緒に出窓で寝転がっている。

ちび助からすると家族はみんな自分より「おとな」。この頃の感覚が刷り込まれてしまっているのか、シーちゃんの倍以上の体重になっても末っ子気質は変わらず、甘えにいって寄り添い、上にのっかっちゃうことも少なくなかった。

我慢強い性格のシーちゃんは物言いたげな表情をしながらも相手をしてやっていたが、さすがに時々キレていた。体重3kgのシーちゃんに6kgを超えるちび助。そりゃそうだろう。

写真写りが超いいんです
いまや4歳、体重6.5kgの立派な大人になっても、やっぱり中身は変わらず。2歳半年下のMarbleこと「ともえ」に甘えるわ、のしかかるわ、かじりつくわ…。

マンション前の楓の木が電線にはよく鳥がくる。時にはうるさいくらいさえずるのだが、そんな時、ともえちんは窓のそばまにいき「カカカカカカ」と声をあげるのだが、ちび助はその後ろで腰を落として見守っているだけ。普段声が大きい割に、こういう時は一転とても物静かな男になる。

東京にしては大雪が積もった冬もそう。電線や木の枝から落ちる雪の音にいちいち驚き、飛び上がったことさえある。

心理学や健康科学の分野では、体格と性格、健康に関連があるかどうかといった研究もあるけれど、ちび助に限っていえば、図体のデカさと肝っ玉の大きさはきれいに反比例しているのだった。お腹も弱いしね。


http://tabbyandmarble.hateblo.jp/