どうかお願い、奇跡よ起きて
8日(月)は、"まだら子"ともちゃんの自宅点滴初日だった。
病院でおとなしく点滴されていた時とは打って変わって、全力で逃げようとするともちゃん。人間チャシマン(夫)が一生懸命に保定してくれているうちに、なんとか100ccの輸液を点滴し終えた。ふぅ。
大きなケージの中に移動させた爪研ぎタワーのふもとで寝る時も、すっかり熟睡していることが増えてきたから、ともちゃん自身はしんどさが取れて、ずいぶん楽になったのだと思う。
こんな感じで寝ているのが、
こんな風に崩れ始め、
すっかり崩れて眠っているのだもの。
ホカペの上に乗せたミニテーブルとブランケットで作った"コタツもどき"の中とを自由に行き来して、その時の気分で過ごしたいところでくつろいでいる。
が、しかし、やっぱりごはんは少しずつしか食べないし、お気に召す流動食やスープ仕立てのごはんがなかなかない。
夕方、バイオリンレッスンに出かけるトラコと一緒に外出し、麻布十番のペット用品のお店に買い出しへ。
麻布十番稲荷のカエルさんにともちゃんを中心に家族の健康を祈願して(今年2回目)、食べてくれそうな缶詰やレトルトを選び、100円ショップでともちゃん用食器(小皿と保存容器)を買って帰宅。
少しずつ工夫しながら食べてもらって体力をつけてもらうしかない。チャシマンちび助のドライフードのお皿を時々のぞいては中身をチェックしているから、食べることへの欲求や執着はあるようだし、このまま回復して食べられるようになってくれるといいな。
10日には2週間ぶりに血液検査をすることになっているともちゃん。ずいぶん元気になっているし、腎機能の値も奇跡的によくなっていて、最悪レベルでないといいなぁ。あるいは前の検査値が何かの間違いだったってことにならないだろうか。
だって、長くて半年しか一緒に暮らせないだなんて、それはやっぱり辛すぎる。
こんな風に幸せそうにちび助がホカペで寝られるのも、ともちゃんのおこぼれご飯をもらえるからだけでなく、ともちゃんの体調が落ち着いているからなのだ。
なんて書いている横で、ともちゃんがドライフード(カリカリ)を少しだけ口にした。気に入ったものならドライフード(カリカリ)もスズメの涙程度、ほんの少しなら食べるようになってきている。
どうかお願い。奇跡よ起きて...。実は切実に祈っている。
(1月9日未明)