チャシマダランズの攻防
"まだら子"ともちゃん
可愛いねぇ〜♪
こっち向いて〜♪
ピンクのベッドにちんまりはまっている写真を撮ろうとしていると、チャシマンちび助がやってくる。
「もしかして、女子だけで美味しいもの食べるんじゃないの?」という懸念からか、それとも「ボクも可愛いと言って欲しい」という甘えたあかんたれ根性なのか、ともちゃんに話しかけていると必ずやってくる。
ご飯やおやつじゃないと分かると、「フッ」(フンッと聞こえるという説もある)とため息(だか鼻息)をもらして行ってしまうちび助。
ゲンキンな奴だと思いながらふとみると...
いつの間にかふたりで移動してご飯を食べていたりする。それもそれぞれの場所を入れ替えて懸命に食べていたりする。
「あれ、お腹空いたの?」と声をかけてもちび助は振り向きもしないし。ともちゃんに至っては「お母ちゃん、美味しいの追加してくれないなら、声かけないでくれる?」というメッセージを目で返してくる始末。
ともちゃんは食べるのが超下手で、お皿の周りにカリカリを飛び散らかして食べる。下手なのに一生懸命食べようとするからなのか、半立ちで顔を振り回しながら食べるので(見てる方が疲れそうな食べ方)、いつもお皿の周りにはカリカリの破片が散らばっている。
対するちび助は行儀よく座って落ち着いてカリ、カリ、ポリ、ポリとお皿の上で食べるのでお皿の周りはいつもきれい。
はじめは自分のお皿で食べだすのに、「もちかしたら彼女(彼)の方が美味しいやつをもらっているかも」と思うらしく、しばらくすると必ず場所をチェンジして食べ始める。
仲良しなんだけれど(ともちゃんが仲良くしてあげてるだけかも^^;)、チャシマンとマダランの静かで密かな攻防は日々繰り広げられているのだった。
(Sep. 25th 11:51am)