茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

どこに座ってるの!?

機嫌なおりました(きりっ)。

 

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それはそれは。

しかし、キミ、ちょっとそれどこに座ってんのよ。母ちゃんがデータ処理に使ってるPCの上じゃないのよ。

 

「......(キリッ)」

機嫌がなおった途端に聞こえないふりときたな。キーッ。

 

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「お母ちゃん、アタシは椅子よ」

"まだら子"ともちゃんは良い子だねぇ〜♪

「うん。だから美味しいカリカリね♪」

そうなるのよね、ま、そういうことよね(笑)。

 

  ☆  ☆  ☆

 

 

2日前ですが、私の大好きなノロ君が14才になりました。

私の黒猫ヒロノシンは3年前、15才で空にかえった。ノロ君、元気で幸せに長生きしてね。ヒロノシンの分も(これは勝手な私の願い)。

 

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図書館でノロ君の本を借りて、あらためて読んでみた。つくづく、猫もいろんな子がいるんだなぁと思う。

 

私はヒロノシンと一緒に大阪・東京間を1往復半したことがある。大阪で生まれた彼を東京に引き取り、そのしばらく後、東京から彼を連れて大阪に帰省したのだ。

 

ヒロノシンは鳴き声をあげず、良い子で静かにしていた。でも、肉球には汗びっしょりで、ヒシッと私にしがみついていた(車掌さんに了解を取り、混んできたらキャリーケースに入れるという約束で膝の上に座らせてたの)。

 

帰宅してみると、私の紺色のトレーナーは、猫の肉球形のシミでいっぱいだった。それだけ汗をかいてということで、以来、私はヒロノシンを連れて"旅"するのをやめた。

 

ノロ君は飛行機の離陸時も毛づくろいをしていたり、「仕方ない、寝るか」みたいな、"あきらめ寝"ができる性格らしい。だったら、長い間留守を預かりよりも、家族と一緒に旅しちゃった方が彼にとってはいいんだろう。

 

旅はしなかったけど、ヒロノシンは15年の人生の中で7回引越しをした。うち6回は私と一緒に。毎回大きな環境の変化だったと思うけれど、文句も言わずに私についてきてくれた。

 

いろんな環境の変化をくぐり抜けた15年間、あれはあれで私たちの旅だったんだと思う。私にはとても幸せな15年間だった。彼にとってもそうだったかな。そうだといいな。そんなことを考える、ちょっとオセンチな朝なのでした。

 

(October 22nd 06:10am)

http://tabbyandmarble.hateblo.jp/