ともちゃんのツボ
「お母ちゃん、あれはアタシがいただきます」
"まだら子"ともちゃんが決意のこもった目でこちらを見つめる。
久しぶりのブラッシングで、ともちゃんのツボが押されてしまったのだった。彼女がひそかに狙っているのは豚毛の猫用高級ブラシ。羊毛フェルトとか豚毛のブラシとか、動物の毛でできたモノを見ると、ともちゃんの"血"が騒ぐらしい。
今回ともちゃんの猫としての本能のツボにはまったのはこのブラシです。
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— ノロ (@noronow) 2016年9月28日
「えっと、確かここに置いてたのよね」
「そうそう、ここここ」
「よいしょ、よいしょ。もうちょっとで取れるんだけど」
ということで、何度もトライしてゲット。手にいれるとちょっとした興奮状態になり、ブラシの毛をカジカジかんじゃうのだ。
そのたびフルートの練習を中断してブラシを拾い上げてミニ机の上におくんだけれど、負けじとともちゃんも再びブラシ獲得にトライする。
フルートの練習が終わったらブラッシングをもう一度してあげようと思っていたのに、全然落ち着かな〜い! 仕方なく回収してクローゼットにしまうことにした。
ともちゃんの良いところは見えなくなると諦めてくれるところ。美味しいカリカリの時には、そう簡単にはいかないのだけれど(笑)。
撮った写真をGoogle photoに移動し格納していたら、勝手に動画チックにGIFファイルを作ってくれた。とっても短いんだけれど、せっかくだからご紹介。
しかし、頼んでもいないのにこういうのを作っちゃうって、便利なんだか余計なお世話なんだか、Google photo。
ちなみに、チャシマンちび助は「ブラシ? 気持ちよくブラッシングしてくれさえしたら十分。ブラシはともちゃんにあげるよ」と、どこ吹く風で「そんなことより美味しいカリカリプリーズ」とガンを飛ばしてくるのだった。
だから、落ち着いて練習できないんだってば。余計なGIFファイル作ってないでチャシマダランズの世話をしてくれた方がありがたいんだけど、Googleさん!
( at 8:16am on Aug. 24th, 2017)