まともな政治家はどこに? ニャギセン最終日
土曜夕方、外では都議選の選挙カーが何台もがなりたてていた。しかし、心に響く訴えはない。選挙カーに乗らずにただ「本人」というデカイ旗をたてて走っている候補者もいたし。いいのか、それで。
そんななか、わが家のニャギセンも最高潮に達していた。
「ママ、両党首がエールを送りあってる!」
トラコの声のする方に行ってみると、チャシマンちび助が"まだら子"ともちゃんの頭に手(前足)を置いている。
「さっきまで二人ともお互いの頭に手を置いてたの。可愛かったのよ」
いや、なんか険悪な雰囲気が漂ってるように感じるけど、そう思うのは私だけ?
目撃者が増えてチャシマンは手をおろし、ともちゃんも座り込んでしまった(人間チャシマンの資料バッグを倒してその上に)。
あのー、エールを送りあっていたというよりは、両政党のトップが牽制して(抑えあって)いたんじゃないの?
何も譜面台をしまっているその奥でやらなくても...。
「ちび助ダメだよ、レディにはやさしくしないとね」
すると、フンッ、フンッ、とチャシマンまで鼻息をたてて座り込んでしまった。
いや、しかし、これからフルートの練習をしようかとしている時間帯に何も譜面台の上にのっからなくても...。それは君の嫌がらせ? ともちゃんはともちゃんで何かを訴える眼差し。
彼らの政策秘書(トラコ)も党首たちを放って行っちゃったし。
やれやれ。
☆ ☆ ☆
先日ネットニュースで読んだ記事。
どこで読んだか忘れちゃって、でももう1度読みたいなと探していて土曜深夜に発見。オリジナルも見つけたので、twitterで「この記事好き」とつぶやいたら、即座にアメリカ人女性から「いいね!」ボタンが押されて、リツィートされた。びっくり。
でも、日本も似たようなもんなんだよね。ある意味もっとひどいかも。まともな政治家っているんだろうか? そう考えると非常にブルーな気持ちになってしまったのだった。
(at 11:09am on July 2nd, 2017)