不覚...
早朝の福島沖の地震で、火曜日はすっかり沈んだ気分の1日になってしまった。外見ではいつも通りだったと思うけれど、心の中は重くどんよりしていた。
そしてとても疲れた。
ケンキュージョで仕事して、午後からセンセー仕事もして、ケンキュージョ経由で帰宅したら、すっかり気力を使い果たした感じになってしまった。
やらねばならないことがあったのだけれど、ベッドに潜り込んで寝ちゃったのだ。2時間ほど。チャシマンちび助つきで。
不覚にも、その姿をトラ娘に押さえられてしまった。
上にのらずに寄り添うように布団に入って寝ていたチャシマン、私に対する思いやりからというよりは、自分が寒かったんだろうな...。
今日は午後からトラ娘の学校行事です。
トラ娘もまだ爆睡中。
地震の揺れや津波警報やら、彼女も5年前のことをありありと思い出して疲れていたらしい。福島・浜通りにあった祖母(トラ娘には曽祖母)の家が津波に浸かり、祖母や叔父叔母たちの消息が分からなくなった311。
叔父叔母たちは無事だったけれど家を失った。祖母は1週間ほどして見つかったけれど衰弱が激しく震災から1ヶ月後に亡くなった。
そして私たち家族もバラバラで夜までトラ娘の無事が確認できなかった、あの長かった日。
まだまだ311の記憶は生々しくおそろしく、そして深くかなしい。
(Nov. 23rd 11:12am)