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茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

private eyes & private memory

ホール&オーツの懐かしい曲「プライベード・アイズ」のメロディーと共にチャシマダランの写真を。

 

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"まだら子"ともちゃんのまん丸目がはっきりくっきり。

すっとんきょうな顔をしているチャシマンちび助君、キミ、大丈夫ですか? なんかボケてますぞー!

 

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「ボケてないよ、ボケなら母ちゃんでしょ!?」

う......。

 

昨日と同じような感じで寛ぐツーショットを撮ってみたんだけど、やっぱりデジカメだと色もピントの合い方も全然違いますなー!

そうなのです、とっても久しぶりにデジカメを買ってしまったのです。それもSONYのcybershot(サイバーショット)。サイバーショットといえば、ホール&オーツの曲 「プライベート・アイズ」を使った昔のCMが強く印象に残っていて、カメラを持つたびにダリル・ホールの歌声が頭の中で流れ出す。

調べてみると、「プライベート・アイズ」を使ったサイバーショットCMが流れたのは2001年。私の高校時代に発表されヒットした曲が、デジカメのCMによって20年の時を経て再び国内でヒットしたわけだ。

 

  ☆  ☆  ☆

忘れていたけど、この曲は私にとって思い出深く忘れることができない曲だ。

サイバーショットのCMが流れていた当時、勤めていた会社で大きなゴタゴタ(上層部の権力闘争)があり、会社組織に嫌気がさしていた私はCMでダリルの声を聞くたびにノスタルジックでアンニュイな気持ちになっていた。

高校時代からホール&オーツが好きだったこともあり、改めてCDを買い、彼らが来日コンサートをした時にはヤフーオークションで前の方の席をゲットした。ちょっと趣味の違う夫は留守番でいいというので一人で出かけていき、コンサート後半は立ち上がってホール&オーツと共に絶叫しストレス発散した覚えがある。

一人でコンサートに出かけて絶叫し踊ったのはあの時だけだ。

会社の偉い人たちによるゴタゴタはしばらく続き、その影響をもろに受ける職場だったのだけれど、一件落着した翌夏、私は1週間の休みを取ってニューヨークのロングアイランドまでホール&オーツを追いかけていった。

 

ああ、会社から離れて私は自由だ。

私が何をしようと誰も何も言わない。

ニューヨークの雑踏を一人で歩きながら、心細さよりも何よりも、大きな解放感を覚えてホッとしたのを思い出す。

9.11の爪痕であるグラウンドゼロを見て大きな衝撃も受けたけれど(私は当時職場にあったテレビモニターで9.11の中継をリアルタイムで見たのだった)、でも、会社からはるか遠く離れた場所に出てこれたことで生き返った気持ちがした。

 

心の中にたまっていた澱が一気に流れ出していくようだった。現地の友だちと落ち合って、車でロングビーチまで連れていってもらい、ダリルの歌声を聞いたらますます解放されてホッとしたらしい。時差ボケも手伝って、コンサートのほとんどの部分は覚えていない。

 

ひょんなことからデジカメを買うことになり、それもサイバーショットを買うことになって、懐かしい曲が頭の中を何度もリフレインされるようになり、そこからすっかり忘れていた会社員時代のことを思い出してしまった。

 

そうだ、あの夏、ニューヨークで私にははっきりとした予感を感じたのだ。定年まで勤めるつもりで入社したけれど、そうはならない。私は遠くない将来に会社を去ることになるんだろう。そのうちきっかけになる出来事が訪れるのだろう。

 

それから4年後、私は会社を卒業(早期選択定年)した。この秋で卒業からちょうど10年になる。

 

あの夏、ニューヨークで過ごした1週間でいろんなことを考えた。しかし、まさか15年後にトラ娘とチャシマダランズの母ちゃんしながら湾岸地域で暮らしているなんて、夢にも思わなかったな。

とっぴんぱらりのぷう。

(Aug. 29th 04:56am)

http://tabbyandmarble.hateblo.jp/