振り返り、そして前を向く
仲良くしてもらっているお友だちのお宅の黒猫チョビ吉さんが亡くなった。
実は私はとってもファンだった。
なぜなら、我が愛猫ヒロノシン(通称ノッチ)にどことなく似ていたから。
写真は2012年の冬、当時まだ生きていたノッチ(上、14歳)とシーちゃん(下、13歳)の間に挟まって眠る、二人よりも一回りふた回りもグランデサイズのチャシマンちび助(当時2歳)。
ノッチはとても性格がよくて優しかった。後からやってきたシーちゃんのことも、ノンノン(2011年秋逝去、享年10歳)のことも、トラ娘のことも、そしてちび助の面倒もよく見てくれた。写真はイマイチだけど、本当にハンサム猫だった。
でも今となっては一番面倒を見てもらっていたのは、何を隠そう私だった。心からそう思う。
この写真は2013年3月。今の家に引っ越してくる直前の3匹。この4カ月後に急な発作を起こしてノッチは空にかえった。
ノッチのことが大好きだったシーちゃんは、後を追うかのようにどんどん衰えていき、ノッチの4カ月後に老衰のような形で息を引き取った。
ノッチは発作を起こす日の朝、私にたくさん語りかけてきた。声で視線で。ベランダから入ってくる太陽の陽の下で、一緒に寝転がって幸せなひとときを過ごした。私の心はとっても穏やかでノッチも本当に幸せそうな表情をしてた。
今はよく分かる。お別れ前のひとときを作ってくれたのだ。私のために。そして、それを知っていたのか、シーちゃんもチャシマンちび助も、その時は別のところで静かにしていてくれた。
ときどき無性にノッチに会いたくなる。約15年もの間、私のそばにいてくれた。私を守ってくれていた。
空にかえったチョビ吉さんと向こうで仲良くしてくれてるといいな。
☆ ☆ ☆
6月1日午後、深川不動堂に行ってきた。
近くで仕事の用事があり、帰りに立ち寄る形で。
大好きな龍神様にお願いをする。博士論文のこと、仕事のこと、そして友人夫婦の病気・怪我の快癒について。
いつもの開運招福お守り入りおみくじをひく。
お守りは恵比寿様、運勢は大吉!
春風の吹けば
おのずと山かげの
梅も桜も
花はさくなり
「心をかたくもって 一時の不運にあわてさわぎ思いまようてはいけません」「本業をよくまもって静かにときのくるのをまちなさい」「開運うたがいありません」
願望(ねがいごと) 気ながくすればととのう安心せよ
待人(まちびと) 来るがおそい
失物(うせもの) 物にかくれて出ず
旅行(たびだち) 十分でない 控えよ
商売(あきない) 物価下がる買うはわるし
学問(がくもん) 安心して勉学せよ
相場(そうば) 売れ 大利あり
争事(あらそい) 人に任せるが利
恋愛(れんあい) あわてず心をつかめ
転居(やうつり) さしつかえなし
出産(おさん) 安し 信心が第一
病気(やまい) 気を強くもてなおる
縁談(えんだん) 先方へ思い通ぜず ととのいにくい
大吉といっても、何でもオッケーというわけでもないらしい。気を緩めず真面目に生活しなさいね、ってことですね。
気を長く持ち焦らず、安心して勉強に励もう。新しい仕事も決まったし、一つ一つできる事を大事に、丁寧に。
さぁ、前を向いて今日も頑張ろう、えいえい、おー!
(June 2nd 01:08am)