茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

おでこに名産ピーナッツ

おでこの真ん中にピーナッツ
千葉県佐倉市出身のTabby=写真=こと「ちび助」は、おでこに出身地の名産品をのせている。そう、ピーナッツだ。

 4年前の秋、娘の弟か妹を迎え入れようということになり、ウェブサイト「里親募集掲示板−いつでも里親募集中(猫)」を日課のようにチェックするようになった。

 その頃うちには既にノッチ(黒猫♂12歳)、シーちゃん(薄三毛♀11歳)、ノンノン(灰色の八割れ♀9歳)がいたから、彼らのストレスをなるべく少なくしたいと考えた。それで茶トラの男の子を中心に探すことにした。

緊張でピーナッツも細身に
猫の性格は毛の色や柄に関係があって、茶トラは大らかで性格の良い子が多いと聞いていたから。候補の子が2、3匹見つかった。その中で問い合わせからトントントンと話が進み、やってきたのがちび助だった。生後1カ月半になるかどうかで本当に小さく、娘が「名前はちび助!」と決めたのだった。

 一時預かりをしていたご家族の奥さんがいった。「とにかく元気です。チャームポイントはこれ。頭にピーナッツのせてるんです。さすが千葉で生まれた男の子だって、うちのおばあちゃんが笑ってました」

 シマシマがある子や、Mの字がある子は何度もみたことがある。でも、この模様は私も初めて。言われてみれば確かにピーナッツ。それからは猫を見るたび、おでこの模様をチェックするようになった。そして、最近ようやく一匹ピーナッツ持ちの男の子を発見したのだった。

鍵しっぽの先だけ縞模様
ちび助けはしっぽの模様もなかなかユニーク。鍵しっぽの曲がった先だけ茶と白の縞模様で、そこまではほとんど縞のない茶色。よく見ると黒い毛がところどころ混じっている。黒いといえば、ヒゲも白ばっかりじゃなくて黒いのが混じってる。

 体の縞模様も茶トラというにはやや薄め。香箱座りしたところを上からみると、手足のシマシマが見えないので単なる茶色い猫に見えないこともない。大らかとはいえない性格も、純粋茶トラじゃないから仕方ないのかしらん。でも、帰宅すると「ワァ〜ア〜ア〜!」と玄関まで迎えに来るし、呼ばれると必ずやってくる。健気なところも律儀なところもたくさんある可愛い坊やなのだった。

http://tabbyandmarble.hateblo.jp/