茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

Marbleの無くて七癖?

かじられても…
うちのお譲ちゃまMarbleこと「ともえ」は怒らない。文句も泣き言も言わない。2歳半も年上で体重だって1.5倍もあるTabbyことちび助にかじられても、のしかからても、通りすがりに頭をたたかれても、つきあってやっている。やり返したりしないで、自分をかじった相手に毛づくろいしてやったりするくらいだ。

 でも、何にも感じないわけではないらしく、いつもパッチリまん丸の目が何となく憂いを帯びているように見えることがある。「やれやれ」って心の中では思っているのかも知れない。本当にいい子だ。だから私たち家族は敬意も込めて「ともちゃん」とか「ともちん」とか呼んでいる。とても呼び捨てになんてできません。

 ただ、そのともちんにも実は困った癖があるのだ。彼女がどん臭いのは最初に書いた通りなのだけれど、致命的なのがトイレ。トイレにちゃんと入って大きな用事に取り組むのだが、なぜかお尻をあげてやっちゃうのだ。それも外に向けて……。だから、ブツがころころんと外に出てしまう。

のしかかられても…
いい子だから真面目に砂だってちゃんとかけるんだけれど、トイレの中の自分の目の前に。

 小さな方の用事をする時もその調子だったのだが、そのうちトイレの真正面ギリギリまで行ってトイレに向かって座り、そこでチーッとしちゃうようになった。で、トイレに上半身を入れて、砂をザッ、ザッとかいて終わり。

 砂が気に入らないのか、トイレの形が気に入らないのか、どこか悪いところがあるのか、いろんな砂やトイレを試してみたし、病院にも行った。半年以上に及ぶ攻防の結果、体に悪いところもなさそうだし、「そういう個性の子」として受け止めることにした。玄関を置いている洗面所と玄関は新聞が敷き詰められ、あんまり見栄えはよくないんだけれど、まぁ、いいか。

パッチリまん丸おめめ
おかげで猫トイレに関する夫と私のセンサーはとても敏感に研ぎ澄まされた。猫として非常に律義なちび助も気づくと何とかしなくちゃと教えてくれる(やはりブツは大も小もきれいに隠すべきだと信じているらしい)。だから、気づいたら辺りがおしっこでビショビショになってたとか、固形の物があちこちに転がってたとか、悲惨な状況にはならないで済んでる。

  でも、よーく考えてみると、家族が仕事や学校でで払っているときはやらないのだ。帰ってきた時にトイレ周りが汚れていることはない。いつも家族が帰ってきた直後とか、寝ようとしている時とか、出かける直前とかばかり。みんなが帰って喜んでいるのか、長い時間放っておいて!と抗議しているのか、もっとかまってちょうだいと甘えているのか、それとも「あのウザい茶トラを何とかして!」と抗議しているのか……。

 実はおしっこをした後、ともちんは嬉しそうに走り回る。一種の興奮状態。やったもんね、やったもんね!という感じなのか、充実感をみなぎらせ、満足感ただよう雰囲気だ。

 下僕な私たちは大変なのだけれど、まぁ、ともちんが元気で可愛いから許そう。いつも我がままなちび助の相手をしてくれてる訳だし、なんてったって、猫なわけだしね。

http://tabbyandmarble.hateblo.jp/