茶トラ坊主とサビ柄お嬢ちゃまの猫2匹と暮らす日々。トラちゃんことヒトの子(娘)と夫もおりますです♪

イッパイアッテナ & 裸のカタツムリ

洗濯機の上がお気に入り
 Tabby=写真ことちび助の名前をちゃんと言うと、とっても長い。

 「ちび助・レオ・ガブリエル・ルッシー・ウェイウェイ・グランデ・オランジュ」。はじめはちび助だけだったのに、なかなか凛々しい顔だとレオがつき、ガブガブ噛むのでガブリエル、可愛いげもあるけど性格が悪いところがあるからと悪魔・堕天使ルシファーからルッシーがついた。その後も文句ばっかり言っているのでウェイウェイが加わり、でっかいのにちび助は嘘だとグランデまで付け足され、茶トラっていうよりはオレンジに近いよという話で…と、どんどん長くなっていった。

 本当はもっと長かったかも知れないけれど、もう覚えてられまへん。

筆者ルドルフは黒猫

 私の好きな児童書にイッパイアッテナという猫のキャラクターがいる。名前の由来は推して知るべしなのだが、彼にはリッパな本名がちゃんとある。頭がよくて逞しく、情に厚い。主人公の黒猫ルドフルはイッパイアッテナの指南を受けて立派に成長し、仲間たちとの冒険を本=写真=に書いて(そう、本当の筆者は猫なんです!)シリーズにもなっている。

 娘の保育園時代、寝る前の読み聞かせタイムに少しずつ読んでいたのだけれど、面白いのでもう少しもう少しとなかなかやめられなかった。娘は今でも時々読み返しているし、私もまた読みたいなー。

ドイツ「の」ナメクジ
で、名前ということで思い出したことがある。ちょっとした事情でここのところ毎年夏にドイツに行くのだけれど、ドイツのナメクジ=写真=は大きく太ましく、逞しい。茶色いゴムスーツを着ているみたいにしっかりとした体つき。

 だから日本のナメクジと違って、塩をかけてもどこ吹く風で全然へっちゃらなのだそうだ。去年の夏初めて見たドイツ・ナメクジは体長10センチ以上で、なんだこれ!?と本当に驚いた。

ドイツ「の」カタツムリ
でも、気の毒なことに彼らにはちゃんとした名前がない。ドイツ語でなんと呼ばれているかというと「裸のカタツムリ」。英語ではslug(ナメクジ)とsnail(カタツムリ)、フランス語でもLimaceとEscargotと、それぞれ名前があるし、絶対に違う種類の生き物だと思うんだけれど。



 

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