カナダ・オタワに初上陸
18日(土)朝7時の飛行機でワシントンDCを発ち、8時半にはカナダ・オタワの空港に到着、バスに乗って9時前に市中心部のバス停Laurierで降りた。
すぐ前にはオタワ大学。
飛行機の窓から見るオタワは真っ白で、雪原の中に下りていくようだったのだけれど、確かに寒い。気温はどうも氷点下らしかった。
てくてく歩いてすぐ予約したホテルに到着。やはりまだ部屋が用意できていなかった。でも午後3時のチェックインよりも早く昼前には大丈夫だという。
荷物を預けて出かけた。時計を見たら9時15分だった。
近くのカフェでチャイティーとラップサンドイッチ(卵とチーズ)を食べながら、どこで時間をつぶそうかなと考え、ロイヤル・カナディアン・ミントと国立美術館へ行こうと決心。ロイヤルミントは早い話が造幣局(貨幣鋳造所)で連邦発行の記念コインや通貨、世界70種類のコインを製造しているらしい。美術館には東京でお馴染みだったコの"きょうだい"がいるという。
10時過ぎにショッピングモールの中のインフォメーションセンターでバスチケットを買い、行き方を聞いて出かけた。
ロイヤルミントには10時半に到着したのだけれど、既にガイド付きツアーは午後2時半の回までびっしり埋まっているという。お土産物ショップには無料で入れるというので入った。まぁ、たくさんの素晴らしいコインがいっぱいあること!立派なのはお値段もよろしく...。
週末だからか朝から大混雑のなか、トラ娘のお土産に愛猫家向けの猫コイン(大きめで色のついた25セント硬化)を、人間チャシマンと自分にはカナダ建国150周年記念コインを購入して外へ。
あるいてすぐの国立美術館では外側の様子をスマホカメラでパチリ。
左側に見える巨大蜘蛛はルイーズ・ブルジョワ作「Maman」で、東京六本木ヒルズに「きょうだい」がいる。トラ娘の妊娠・出産から3年前まではヒルズの徒歩圏内に住んでいたため、しょっちゅう巨大蜘蛛さんには遭遇していたのだった。
こんなところで再会できるとは...。
地図をよく見るとバスに乗らなくても十分歩ける距離だということが分かり、雪がまだいっぱいある中を歩いて引き返す。とても青い空にクリーム色の建物が映えるノートルダム聖堂の前を通り、冬場は凍って世界最長の天然スケートリンク(ギネス登録されている)になるリドー運河を渡り、国会議事堂前の観光案内書へ。
市内地図とバス路線図をもらい、スマホ用のプリペイドSIMの入手法を尋ね、昼になったので改めてホテルへ。
荷物を部屋に置き、そばのショッピングモールへ。携帯・スマホ店をいくつか訪ねてSIMをゲット。ついでに食料もゲット。が、しかし、ホテルに戻って悪戦苦闘するもSIM設定がうまくいかず、ああ、もうおやつ時じゃないの~!ちょっと休憩...と気づいたらほとんど真夜中になっていたのだった。
お昼用に買った「弁当(BENTO)」をいただくのは翌日に持ち越しとなったのだった。
余談ながら、チャシマンちび助がへそ天でくつろいでいた時(前日の最後の写真参照)、"まだら子"ともちゃんの表情はこうだったのだった。
お、お、怒ってる?
(Mar. 19th 14:49@Ottawa)
ワシントンDC最終日→カナダへ
16日(木)は朝から夕方までみっしり働いた。疲れた。
夕飯を食べた後、こちらではオンタイム放送中のドラマ「NCIS」のストリーミング放送をネットで見ながら寝落ちてしまった(真夜中すぎに起きてそのあと眠れなかったんだけど)。
ちなみに夕飯は"roti"という名のお店でした。HPはここ。
地中海式の旬の野菜がたっぷりの食事が気軽にできるお店。チキン、サーモン、羊の肉など動物たんぱくもあり、ヘルシー系で手っ取り早く食べられるので、1日1回は利用していた。
ラップサンドイッチ
ピタパンのサンド
(写真はすべてROTIのHPから拝借しました)
本当はパンばかりでなくライスプレートも食べたかったんだけど、私が行く時にはライスがないことがあり、断念。
さて、DC最終日の稼働日だった17日(金)午前中、NY駐在のアメリカ人同僚とロナルドレーガン空港のそばのシェアワーキングスペースで仕事をした。
開いている席に座って作業ができる。利用したい時だけ利用する人はこういうオープンスペースを使う。コーヒーやお茶などの飲み物は無料で自由に飲める。便利でした。
同僚がいったんニューヨークに帰り、私はホテルへ。せっかくなので、まだ行ったことのないアーリントン墓地に寄ってみようかなと思って、間違った地下鉄に乗ってしまって、ホワイトハウス方面で降りた。がっくり。
でも、天気もよくて気温も来たばかりの時よりずいぶん暖かい。
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警察わんこもいたし、どっかのテレビ局のレポーターがホワイトハウスを背に撮影してたし(DCではよく見かける)、みんなも頑張っています。
せめて1カ所くらいはどこか「初めて」の場所に行きたいと、ホワイトハウスそばにある教会へ。歴代大統領全員が礼拝に参列したらしい。54列目は「大統領一家の専用席」になっていて、椅子にはそう書いたプレートもつけられていた。
某新大統領はもう来たのでしょうか。
そんなころ、東京湾岸地域ではチャシマンちび助がこーんな状態になっていたのだった。
キミは幸せそうだねぇ~。
日本に送れること13時間、母ちゃんのいるワシントンDCも日付が18日(土)になったよ。
あと3時間余りでホテルを出て、早朝便でカナダ・オタワに向かいます。
(March 18th 00:13am@Washington, DC)
雪のワシントンDC散歩
14日夕方にワシントンDCに到着し、一夜明けた15日も雪はまだ積もっている。朝起きた時のスマホ情報によると気温は0℃~マイナス5℃らしい。
東京の家族と連絡を取り、シャワーを浴びて朝9時前からホワイトハウス方面へ散歩に出かけた。午後に打ち合わせが入る予定なので、時間のあるうちにトラ娘へのお土産を入手しておきたかったのだ。
朝8時から開いているという「White House Gifts」というお店にいくと張り紙が。悪天候で前の日はお休みしてたらしい。今日は10時からだという。
仕方ないのでホワイトハウス・ビジターセンターへ。内務省管轄でホワイトハウスや歴史地区の案内をしているところでギフトショップもある。
途中でキャピトルヒル方面へとまっすぐに続く道を渡る。
(写真億に見えるのがアメリカ合衆国議会議事堂)
ビジターセンターでささっと買い物をして、ホワイトハウスに関する展示を見て、もう一度「White House Gifts」へ。最低限のお土産はゲットしたたら安心感からか空腹感を覚える。出かけてきた時より寒く感じるのは、朝ごはんを食べてないからかも。
ということで、ホテルへ帰る道すがら、適当なカフェに入り、カフェオレとハムチーズクロワッサンをいただく。
1966年創業の「Peet's Coffee」というお店だった。なんと私と同い年です。
座ったテーブルのすぐ横の壁には、歴代大統領がコーヒーを飲んでいる写真が飾ってあった。由緒あるカフェなのかも。
途中、こんなヒトにも会ったし
(ホワイトハウス前の広場の木を登っていったリス)
こんなヒトもいた。
(ホテルそばでぼーっとしていた鳥)
散歩している犬はいたけれど、残念ながら猫には遭遇せず。この寒さなら普通、室内でごろんたしてるんだろうな。
(Mar. 15th 13:11@Washington, DC)
チャシマン留守番公社
斜陽から一旦は倒壊したものの、粘り強い取り組みによって(力任せに)持ち直し、新たな事業を新規開拓したチャシマンちび助だった。
その名もチャシマン留守番公社。
早い話が、家族が出かけている間、箱に入って待っているだけなんだけど。
心なしか穏やかで幸せそうな表情です。
成田空港に向かっています。
最初の目的地のワシントンDCは、大雪でこれから30センチ積雪するという予報が出ているらしい。
とにかく、行ってきます。
(Mar. 14th 13:54)
【追記】
出国し搭乗口横の航空会社ラウンジでぼーっ。4時10分の搭乗まで一時間弱。行ってきます。
(Mar. 14th 15:18)
仲良しのふたり、翻訳終了→15年ぶりの北米へ
チャシマンちび助と"まだら子"ともちゃんは、なんだかんだいいながら(あ、誰も何も言ってないか)仲良しなんです。
もしかして、ともちゃんのその手、防御してる?
でも、ともちゃんの寝顔は幸せそうだったりする。やっぱり仲良しなんだよね。
☆ ☆ ☆
とうとう翻訳の仕事も日曜昼過ぎに終わった。
明日の夜はワシントンDCに向かう飛行機の中だ。
北米に足を踏み入れるのは2002年に中米ベリーズに向かう経由地としてロサンゼルスに滞在した時以来だ。
最近は外国といえばもっぱらドイツを中心にヨーロッパだったのだけれど、まぁ、なんとかなろうだろうと思っていたのが甘かった。
アメリカの入国制度が2009年1月に変わっていて、電子渡航認証システム「ESTA(エスタ)」に事前認証を受けなければならないという。それもなるべく早く、遅くとも出国の72時間前には申請してなければならいという。
そのことに気づいたのが、土曜夜11時近くだった。出国の72時間切ってるやん!
慌ててオンライン申請する。クレジットカードで手数料の14ドルを払う。しかし、ESTAの申請画面は不親切でOKなのかちゃんと申請できたのかよくわからない。申請を受け付けたかどうかのメールもこない。
大丈夫なのかアタシ!
そうだ、アメリカの次にはカナダにも行かなくちゃならない。もしかして、カナダも同じような申請が必要かも!? 慌てて調べると必要だった。だけど、こっちはカナダ入国までにまだ時間的余裕がある(日本出国は迫っているけど)。
こちらは7カナダドルを支払うと「申請受け付けたよ」のメールが届き、さらに数分後には「認証OKだよ」のメールが届いた。おお、カナダは親切。
アメリカからの連絡はない。うーむ。ネットで調べるとESTAのことを知らずに申請もしていなかったため、空港で出国できずに旅行に出かけられず、ツアー初日がダメになった実話とかが紹介されている。
大丈夫なのかアタシ!
とはいえ、眠くなったし週末だから動きは取れないし、寝ることに。
日曜朝起きても何の連絡もない。どうしたものかなと思いつつ、ダメもとでESTA申請ページから申請後の状態をチェックしてみたら「あなたの申請承認されてます」。
なんじゃそれ〜!
ますますアメリカから足が遠のくかも。でも、私は実はカナダ好き。メイプルシロップも騎馬警官も好きだし、英語版の国家も歌えます。やはり20年前に仕事でバンクーバーに行ったけど、今度は首都オタワ。
トラ娘も一緒で休暇だったら最高なのにな。
というわけで、しばらく不定期、チャシマダランズ不在のブログになる予定です。
(Mar. 13th 00:56am)
出待ちの理由
私がお風呂に入ると、チャシマンちび助と"まだら子"ともちゃんは「出待ち」をする。
ちび助はドアの前で、ともちゃんは洗濯機の上で。
でもね、待っているのは私じゃない。私が彼らの水飲み場に入れてやるお湯なのだ。
ごはんを食べる時はちび助の迫力に負けることもあるともちゃんだけど、お湯のみの時は負けずに洗面器にグググーっと顔を入れていく。
ちび助が去った後も自分のペースでお湯を堪能するともちゃん。
「お母ちゃん、また撮ったの?」「今撮ったのピンボケでしょ?」
う、ううう...。
仕方ないわね、ピントのあった美人写真ならば...ということで許可がおりましたので、久しぶりにともちゃんの正面写真を♪
「だって、アタシもレディですから」
自分の名前が「ともちゃん」だと思い込んでいるわが家の巴御前、3歳10カ月なのだった。
☆ ☆ ☆
東北大震災から今日で丸6年。いろんな思いが頭や心、体の中を去来する。
一方、行くことになるかも?と思っていた北米出張が14日〜23日の10日間と決まり、慌ただしくて気持ちが落ち着かない。
今日こそは残りの翻訳終わらせるぞ。えいえい、おー。
とにかく何があっても命有る限り生きる。命は粗末にしない。私にはそれしかできないのだ。
(Mar. 11th 10:17am)